落語の演目

のみ

滑稽噺親子食べ物

女を隠した息子の言い訳を、父親が翌朝やんわり突く話。

あらすじ

ある息子が、自分の部屋に女を引き入れ、夜更けまでひそひそ話し込んでいました。物音を聞きつけた母親が部屋の外まで来て「気分でも悪いか」とたずねます。

驚いた息子は、女を屏風の陰に隠し「気分は悪くありませんが、今夜はどうもノミが多くて」とごまかしました。母親は「そんならいいが」と、部屋には入らずに戻っていきます。

このままではいずれ親にばれてしまうと恐れをなした息子は、翌朝まだ暗いうちに起き出して、こっそり女を家から帰してしまいました。

朝の膳を囲んだとき、父親は息子の顔を見てにやにやしながらこう言いました。「かわいそうに、昨夜のノミにも飯を食わしてやればよいのに」

成立と背景

雑誌『落語研究』第二十六号では禁演落語について論じる文章の中で取り上げられていますが、実際に演じることを禁じられた演目の一覧には含まれていません。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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