落語の演目

松茸汁まったけじる

滑稽噺親子食べ物

松茸を松の子だと思い込んだ男が、汁を吸いながら悔やむ短い話。

あらすじ

タケノコなどをむやみに食べてはいけない、二年もたてば立派な竹になって物の役に立つのだから、というのがその理由でした。これを周りから聞かされた男がいました。

男はこの話を真に受けて、マツタケという名前からマツの木の子供に違いないと思い込んでしまいます。そうして松茸の汁をありがたく吸うことにしました。

吸いながら、男はこう悔やみました。「ああ、去年のマツタケも食べずにおいたら、柱になったのに」

成立と背景

原話は元和年間に出た笑話集所収の「松茸年をへて松になる故事」で、松がマツタケという子を残して年月を経る、という発想をもとにしています。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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