落語の演目

くわいくわい

滑稽噺江戸の小噺が原話若旦那

精がつかないと言われた旦那に、くわいのほうが言い返す短い話。

あらすじ

妾を相手に杯を傾けている旦那がいました。この旦那は肴にクワイという野菜を好み、ほかの料理には目もくれずクワイばかりを箸にとっています。それを見た妾は旦那の体を気づかい、たまりかねて声をかけました。「旦那、そうクワイばかり食べては毒ですよ」

旦那が「どうしてだい」と理由を尋ねると、妾はもっともらしい顔でこう説明しました。「クワイは精力を減らすと申しますよ」旦那の精のつきを案じての忠告のつもりでした。

すると、そばで話を聞いていた当のクワイが、妾の顔をまじまじと見ながら、そばにいる旦那にも聞こえるようにこう言い返しました。「おれよりおまえのほうがよっぽど毒だ」

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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