落語の演目

黒は弱いくろはよわい

滑稽噺喧嘩名前

黒く染めると弱くなる理由を、烏の喧嘩から思いつく短い話。

あらすじ

染物では、布地を黒く染めると生地そのものが弱くなってしまう、と昔から言われていました。ある男は、なぜ黒に染めるとそんなに弱くなるのか、日ごろから不思議に思っていました。

そんなある日、男が外を歩いていると、一羽のカラスが別の鳥と激しくけんかをしている場面に出くわします。カラスはカアカアと鳴きながら、勢いよく相手に飛びかかっていきました。

ところがカラスは結局その鳥に負かされてしまい、羽をばたつかせながら空から地面へ落ちて来ました。これを見た男は、思わずこうつぶやきました。「ああ、やっぱり黒は弱い」

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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