献立こんだて
料理に難癖をつけ続ける客の、本当の不満が分かる短い話。
あらすじ
ある料理店に、いかにも気難しそうな顔つきの客が入ってきました。主人は小言を言われては大変だと、心して吟味した料理を選んで出します。
ところが客は案の定渋い顔をして「これでは食えん」と言います。慌てて別の料理に替えても、客はまた同じように「これでは食えん」と繰り返しました。
業を煮やした主人が「いったいどういうわけで食えないのですか」と尋ねると、客はこう答えました。「箸がない」
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

