米搗きこめつき
留守中の浮気を文字で見張った亭主に、女房が米屋を引き合いに出す話。
あらすじ
旅に出る亭主が、留守中に女房が間違いを犯さないよう用心し、女房の大事なところに墨で「玄米」と書きつけました。「これを消すんじゃねえぞ」と言い置いて出かけていきます。
女房はそんな用心などどこ吹く風でした。留守をよいことに出入りの米屋の番頭を家へ引き入れ、すっかり深い仲になってしまいます。
旅から戻った亭主が確かめると、書いたはずの文字が「白米」に変わっています。「勘弁ならねえ、間男は誰だ」と問い詰める亭主に、女房はあわてず答えました。「おまえさんが書いたのが玄米だったから、米屋さんに搗いてもらったんですよ」
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

