金魚のお目見得きんぎょのおめみえ
別題: 金魚の芸者
助けた金魚が人の姿になって現れ、柳橋の芸者屋でお目見得する話。
あらすじ
金魚屋の六左衛門という人が、小石川竹島町で、丸っ子と呼ばれる金魚を子供たちが素手でつかまえて遊んでいるところに行き会いました。五銭を払って譲り受け、大切に育てます。
ある夜、金魚が夢枕に立ち、明日人間の姿になって来るので柳橋の芸者にしてほしいと頼みます。翌日、人間になった金魚を連れて柳橋へ行き、吉田屋という店へお目見得に上がらせました。
主人にあれこれ聞かれ、泳ぎが得意なことやボウフラが好物であることを答えておかしがられます。どんな芸ができるかと聞かれると、三味線を取って浄瑠璃を一段語ってみせました。
すっかり気に入った主人が声をほめます。「ああ、いい声だなあ」。金魚は答えました。「なあに、実は金魚でございます」
成立と背景
鼻の圓遊の作といわれ、別名を「金魚の芸者」ともいいます。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
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- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

