落語の演目

かつぎ茶屋かつぎぢゃや

滑稽噺上方落語が原話芸者

別題: けんげしゃ茶屋、国鶴

縁起をかつぐ芸者を困らせようと、旦那と友人が縁起の悪い言葉ばかり並べる話。

あらすじ

縁起をかつぐ芸者の国鶴を困らせてやろうと、旦那が正月の七草にやってきて、湯灌だ早桶だと縁起の悪いことばかり言い立てます。

そこへ打ち合わせどおり、友人の渋川藤兵衛が葬式の駕籠を連れてやってきました。冥土から迎えに来た者だ、首をくくる人はこちらかと、名前を言葉遊びにして脅かします。

そこへ幇間の繁八が訪ねてきて、おめでとうと言ったので旦那に追い返されました。取り返そうと考えた繁八は、今度は死装束を着て戻ってきました。

繁八改め死恥、改名の祝いをお目にかけます、いずれ仲間一同そろって葬礼にうかがいますと言い立てました。旦那が受けて、「うん、でかした。そのときには饅頭をやろう」。

成立と背景

上方種で、上方では国鶴がたまらず別室へ逃げると旦那が死装束で追いかけ、何をしにいらしたのですと聞かれて楽しみをしに来たと答えて落とします。大阪の題にあるけんげしゃとは、御幣かつぎのことです。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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