雷の褌かみなりのふんどし
別題: 田の子
藪に落ちた子雷が、虎を見て父親の怒りと勘違いする短い話。
あらすじ
雷の子供が、雲を踏み外して竹藪の中へ落ちました。
物音に驚いた藪の虎が牙をむき出し、噛みつこうと身構えます。雷は虎の皮の褌を締めているものとされていました。
怯えた子供の雷が言いました。「おとっつぁん、褌が怒った」。
成立と背景
褌が食いつくと落とす型もあります。雷が虎の皮の褌を締めていることを知らない今の子供には伝わりにくい小咄です。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

