落語の演目

火事の火の粉かじのひのこ

滑稽噺江戸の小噺が原話若旦那

別題: 火事場の火

焼けた家へ火をもらいに行かせたけちな主人が、追い返される話。

あらすじ

けちな旦那が、近所で火事があったのを幸いに、小僧に十能を持たせ、火を分けてもらってこいと使いに出しました。

焼けた家の主人は、家が焼けて大騒ぎをしているところへ火をもらいに来るとは何事だと激怒し、小僧を追い返します。

小僧が帰って報告すると、旦那が言いました。「ようし。見ていろ。うちが焼けたときは火の粉もやらねえ」。

成立と背景

けちを扱う噺の前ふりに使われる小咄です。原話は元禄三年に江戸で出た『枝珊瑚珠』巻四の「互ひの粗相」です。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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