いざりの川渡りいざりのかわわたり
先を行く男の首の高さを頼りに川へ入り、当てが外れる話。
あらすじ
旅の一行が川にさしかかりました。深そうなので渡る場所を探していると、一番川幅の広いあたりを、首だけ水面に出して渡っていく男が見えます。
あそこなら渡れそうだと着物を脱いで川に入りましたが、行っても行っても水は腰までしかありません。前の男は首まで浸かっているのにおかしい、急に水が減るはずもないし、これも観音様のおかげかと言い合いました。
やがて前の男が向こう岸へ上がるのを見ると、その人は足の不自由な人で、膝で這って渡っていたのでした。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

