落語の演目

色事根問いろごとねどい

滑稽噺上方落語が原話ご隠居

別題: 恋根問

女にほれられる十か条を説く隠居が、最後に相手の素性を言い当てる話。

あらすじ

女に惚れられる方法を教えてほしいと頼まれた隠居が、順に説き始めました。第一は見栄で、見栄がよければたちどころに惚れられると言います。

二番目は男ぶり、三番目は金、四番目は芸、五番目は声、六番目は初心であること、七番目は口説きの言葉、八番目は力、九番目は度胸、十番目は評判、と十か条を並べ立てました。

そのうえで隠居は、おまえは評判がよくない、この間風呂屋で上等の下駄と履き替えて帰ってきたそうではないかと言います。相手はそんなことをするものかと否定しました。

隠居がすかさず、やはりおまえだと言い当てます。「私ははだしで風呂へ行ったんや」。

成立と背景

上方の噺で、桂小南が演じました。サゲの部分をやらずに「稽古屋」や「首の仕替え」へ続けることもあります。「稽古屋」へ続けるときは四番目の芸までしか演じないことが多い噺です。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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