いびき駕籠いびきかご
別題: 五百駕籠、いびき車
酒代をねだりたい駕籠屋と、寝たふりで取り合わない客のかけ引きの話。
あらすじ
駕籠屋が客を乗せました。威勢よく担ぎながら、五百文ばかり酒代をもらおうとそれとなく話しかけますが、客は駕籠の中でぐうぐういびきをかき、聞こえないふりをしています。
雷門あたりまで来ると客は目を覚まし、ひとりごとを始めました。きのう乗った駕籠屋は粋な駕籠屋で、このへんでは一杯買わなければならない、旦那も上がれとこちらが辞退するのを無理に飲ませてくれた、と言うのです。
きのうの駕籠屋のようなのは滅多にいないだろうが、きょうの駕籠屋も野暮ではなさそうだ、と続けると、駕籠屋が担ぎながら「グウグウ」。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

