百番番頭ひゃくばんばんとう
番頭を順に縛っていくうちに夜が明けてしまう泥棒の、短い話。
あらすじ
ある大店に泥棒が入り、まず一番番頭を縛り、続けて二番、三番と番頭を次々に縛っていきます。
十番、二十番、三十番と縛り続け、とうとう百番番頭まで縛り終えたところで、さて仕事にかかろうとします。
そのとたんガラリと夜が明けてしまい、今度は泥棒自身が縛られる番になりました。
成立と背景
桂文楽が「やかん泥」のまくらとして使っていた小咄です。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

