北国小便ほっこくしょんべん
凍った戸を小便で開けた男が、用が済んでいることに気づく短い話。
あらすじ
雪の降る夜中に、小便がしたくなって目が覚めました。
昔は便所が外にあったので、起きて雨戸を開けようとしましたが、すっかり凍りついてしまっていて開きません。
仕方なく敷居に小便をひっかけてから開けてみると、今度は氷が溶けて戸が開きました。
「これでよし」と表に出てみると、すでに用は済んでしまっていました。
成立と背景
小咄の一つです。原話は明和九年に江戸で出た「鹿の子餅」に収められている「小便」とされています。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

