膝と手ひざとて
体の大きさを気にする夫婦が、床で互いを確かめるバレ噺。
あらすじ
並外れて大きな道具を持つと評判の男と、同じく評判の女がいて、いかにも似合いの二人だと勧める人があり、二人は夫婦になりました。
婚礼の夜、床に入ったものの、互いの噂の大きさに気後れし、まずは探り合ってみることにしました。
男が膝を曲げて突き出し、女も両手を広げてその大きさを確かめようと触れ、膝をつかみました。女は驚きましたが、男はそれ以上に驚いてこう言いました。「なるほど、たいしたものだ。爪がはえている」
成立と背景
体格を誇張して扱った艶笑噺には現実離れした趣向が目立つ作品が多い中、この噺は数少ない異色の一編とされています。
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- 国立国会図書館サーチ
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- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

