へぼの助言へぼのじょごん
碁を知らない男が横から口を出し、見当違いの心配をする話。
あらすじ
碁盤を囲む二人のそばで、何もわからない男が横から眺めていました。「この石はあぶないなあ」と口を出します。
打っていた男が「なにをいってやんでえ。ここはちゃんと目ができてんだよ。あぶないわけはねえ」と言い返しても、「それでもあぶない」としつこく食い下がります。
「どうして」と聞かれた男は、こう答えました。「はじっこの石が落ちそうであぶない」
成立と背景
「碁泥」や「笠碁」のまくらとして使われる小咄です。原話は宝暦二年に出た「軽口福徳利」の「あぶない碁」とされています。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

