八五郎坊主はちごろうぼうず
にわか坊主が、もらった法名の読み方を人ごとに違えて教わる話。
あらすじ
八五郎がにわか坊主になり、頭を剃るとすぐに法春という名をつけてもらいました。
紙に書いてもらったものの、何と読むのか忘れてしまい、人に読んでもらうことにします。最初に聞いた相手は「ホウカス」と読んで聞かせました。春日の春に法事の法と書くのだからホウカスで正しいのだと言われても、八五郎はどうも納得がいきません。
別の人に聞くと、それは違うと言います。「カスと読むときは、法はノリと読まなければいけない。つまりノリカスだ」
八五郎が答えました。「ノリカス?そうかもしれん。剃るなりつけるなりしなせえ」
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

