落語の演目

五里五里ごりごり

滑稽噺博奕食べ物

別題: 八里半

焼き芋の看板の数字を、生焼けにかけて言い返す短い話。

あらすじ

焼き芋屋が屋台に「八里半」という看板を出しました。栗の味に近いという意味を込め、九里に半歩及ばないということで八里半としたものです。

この芋を買って食べた男が「これは八里半どころか十里だ」と言い出しました。焼き芋屋は自分の芋がそれほど誉められたのかと喜び、「九里よりうまいか」と聞き返します。

男はこう答えました。「いや、生焼けでゴリゴリ、五里五里だ」

成立と背景

焼き芋は栗よりうまいということで、十三里という異名でも呼ばれます。ただし十三里では十里より大きな数字になってしまい、このはなしの仕掛けが成り立たなくなるため、八里半という数字が使われています。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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