落語の演目

権兵衛狸ごんべえだぬき

滑稽噺百姓化け物

床屋を兼ねる百姓の権兵衛が、夜な夜な戸を叩く狸を捕まえて命を助けてやると、狸が再び礼を言いに現れる。

あらすじ

田舎で床屋も営む一人暮らしの百姓、権兵衛の家に、ある晩、誰かが名を呼びながら戸を叩く音がする。戸を開けてみても外には誰もおらず、家に戻るとまた同じように呼ぶ声が聞こえてくるので、これは裏山にいる狸のいたずらに違いないと見当をつける。

権兵衛は音のするのに合わせて素早く戸を開け、一匹の狸を捕まえることに成功する。翌朝、村人たちは狸汁にしようとするが、権兵衛は情け深く、父の命日を理由に狸を助けてやり、自分の商売道具の剃刀で頭を丸めてから山へ帰してやる。

その晩また同じように戸を叩く音がして、腹を立てた権兵衛が戸を開けると、狸が「今度はひげを一つやって下さ」と頼みかける。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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