道楽指南どうらくしなん
道楽を教わりに来た米屋の息子が、相場の話でぼろを出す話。
あらすじ
道楽指南所という、遊び方をひととおり教えてくれる変わった店ができました。そこへ、ある米屋の息子が弟子入りしたいとやってきます。
師匠がひとつふたつ世間話をしたあと、「ところでことしは雨が多かったようですが、米の相場はどうです」と尋ねました。息子は「一向に存じません」と答えます。
師匠はこう言いました。「ハア、だいぶ下地がおありのようじゃ」
成立と背景
東京にも上方にも伝わる小ばなしで、原話は、安永八年に江戸で出た『寿々葉羅井』に収められている「道楽指南所」です。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

