落語の演目

提灯釣鐘ちょうちんつりがね

滑稽噺江戸の小噺が原話若旦那

体の重さを釣鐘にたとえられた老人が、息子を提灯にたとえ返す話。

あらすじ

ある老人が杖をつきながら歩いていると、居合わせた人から「旦那様もそのように杖をおつきになって、お体の重いところは、さしずめ釣鐘のようでございましょう」と声をかけられました。

「提灯に釣鐘」という、つりあいのとれない取り合わせを言い表す言葉になぞらえたひやかしでした。老人はそれを受けて、自分の身の上を持ち出します。

老人はこう言いました。「そう見えましょう。息子も提灯になりました」

成立と背景

「提灯に釣鐘」は、つりあいのとれないものの取り合わせをたとえる言い回しです。釣鐘にたとえられた老人が、自分を提灯といい返した答えは、年をとって衰えた自分自身を暗にさしています。原話は、文政二年に江戸で出た『落噺福寿草』に収められている「見立」です。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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