落語の演目

無精風呂ぶしょうぶろ

滑稽噺銭勘定親子

何もかも横着な湯屋の主人が、客の注文を片端から突っぱねる話。

あらすじ

のれんの代わりに汚い縄がぶら下がっている、大変横着な湯屋がありました。番台では薄汚い爺さんがいばっています。

頭を下げて入ってくる客には、客なら客らしくもっと堂々と入って来いと文句をつけます。

女の子との約束があるのでひげを剃りたいとかみそりを借りようとした客には、ひげが伸びているのを嫌うような相手ならいっそ別れてしまえと言い出します。

板の間をミミズがはっているのを見つけた客には、釣りの餌に飼ってあるのだから殺すなと言い放ちます。

湯を熱くしてくれと頼んだ客には「そのまま待ってろ、いまに熱くなるから」と答え、湯を足すのかと聞かれても取り合いません。

番台の主人はこう言いました。「そうやったまま、夏が来るまでつかってるんだ」

成立と背景

戦前に三代目三遊亭金馬や五代目古今亭志ん生が演じた噺です。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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