後に心あとにこころ
虫から猟師まで、後ろに心が回らない者を次々に並べる話。
あらすじ
人も鳥も虫も、前に気を取られると後ろに心が回らないものだ、という話です。木の枝にとまった虫を蟷螂が狙い、その蟷螂を雀が狙っています。
雀を鳥刺しが狙い、鳥刺しを蟒蛇が狙い、その蟒蛇を猟師が狙う。猟師の腰の弁当を犬が食べ、その犬を犬殺しが狙い、犬殺しの首すじを巡査が押さえる、と際限なく続きます。
持ち時間が短いときの下がり方に使われた一席で、語り手のほうは後ろに心がついているので次と交代する、という形で締めます。
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- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

