明石舟あかしぶね
舟にすがりついた水死人が船頭の枕元に立ち、主人へ届ける金を託す話。
あらすじ
舟が明石の沖にさしかかると急に進みが鈍りました。海を見ると身なりの卑しくない水死人が舟にすがりついています。念仏を唱えると離れて流れていきました。
その夜、大阪の宿に泊まった船頭の枕元に昼間の水死人が立ちます。主人は落ちぶれて河内で手習いの師匠をしており、旧臣から集めた金を届ける途中で命を落としたと語り、金を託して消えました。
船頭が届けに行くと主人は信じずに受け取らず、押し問答の末に山へ逃げ込みます。船頭がそれを追いかけていく形で幕になります。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

