コラム・特集2026年7月23日
深夜寄席・早朝寄席とは|東京の寄席をワンコイン〜手頃な料金で楽しむ
東京の寄席の通常興行は一般3,000〜3,500円ですが、時間帯を変えると、もっと手頃に楽しむ方法があります。夜遅くの「深夜寄席」、朝の「早朝寄席」、二ツ目専門のワンコイン寄席——いずれも、これからの落語界を担う若手二ツ目の熱演を間近で聴ける場です。
深夜寄席・早朝寄席・ワンコイン寄席は、真打の一歩手前の二ツ目が出演する低料金の会です。通常興行でも、夕方以降の夜割を使えば2,000円台から入場できます。
新宿末廣亭の「深夜寄席」(土曜夜)
新宿末廣亭では、毎週土曜の夜(21:30ごろ〜)、通常興行が終わったあとの木造の寄席で、若手二ツ目による「深夜寄席」が開かれています。夜の新宿で気軽に立ち寄れる会として、若いお客さんにも親しまれています。
- 出演は二ツ目(毎回数名・日替わり)
- 開催状況・料金・当日の出演者は、末廣亭の公式サイト・公式Xでご確認ください
終電前に終わるコンパクトな会なので、「寄席は長時間で大変そう」という方の入門にも向いています。
鈴本演芸場の「早朝寄席」(日曜朝・2026年2月に復活)
鈴本演芸場では、毎週日曜の朝10時開演で、落語協会の二ツ目4人による「早朝寄席」が開かれています。2018年から休止していましたが、2026年2月に復活しました。朝の上野で落語を聴いてから、昼の部(12:30開演)へはしごすることもできます。
- 出演は落語協会の二ツ目4人(日替わり)
- 木戸銭は1,000円(2026年2月の復活時の案内)。当日の出演者・最新情報は鈴本演芸場の公式サイトでご確認ください
神田連雀亭の「ワンコイン寄席」(当日500円)
神田連雀亭は、落語・講談・浪曲の二ツ目だけが出演する38席ほどの小さな寄席です。**ワンコイン寄席(開場11:00/開演11:30・当日500円)**と、日替り昼席・講談きゃたぴら(開場13:00/開演13:30・当日1,000円)を連日開催しています。
500円で3席前後をじっくり聴ける、東京で最も手頃な寄席のひとつです。日々の出演者は公式ブログ・X(@renjakuban10)で告知されます。
通常興行を安く観るなら「夜割」
深夜・早朝ではなく通常の興行でも、夕方以降は割引料金で入場できる会場があります(2026年7月時点・詳細は寄席の料金・チケットガイドへ)。
- 新宿末廣亭…18時ごろから3,000円・仲入りごろから2,000円(特別興行を除く)
- 浅草演芸ホール…18時から大人2,500円・19時から大人2,000円(通常興行)
- 浅草東洋館…14:30以降は大人2,500円
今夜の各寄席・落語会の番組は今夜行ける寄席で確認できます。
二ツ目の会が「おもしろい」理由
深夜寄席や連雀亭に出演する二ツ目は、真打昇進を目指して腕を磨いている真っ最中の落語家たちです(階級のしくみは前座・二ツ目・真打とはへ)。数年後に真打として大きな披露興行を開く演者を、いち早く・安く・間近で聴けるのが二ツ目の会の魅力です。
気になる演者を見つけたら、寄席ミルでフォローしておくと、次の出演予定を見逃しません。
よくある質問
- 深夜寄席とは何ですか?
- 新宿末廣亭で毎週土曜の夜(21:30ごろ〜)に開かれる、若手二ツ目による落語会です。開催状況・料金は公式サイト・公式Xでご確認ください。
- 早朝寄席とは何ですか?
- 鈴本演芸場で毎週日曜の朝10時から開かれる、落語協会の二ツ目4人による会です。2018年から休止していましたが、2026年2月に復活しました。
- いちばん安く寄席を楽しむ方法は?
- 神田連雀亭のワンコイン寄席(当日500円)が代表例です。通常興行なら、浅草演芸ホールの19時以降2,000円、末廣亭の仲入り以降2,000円などの夜割があります。
- 深夜寄席・早朝寄席は初心者でも大丈夫ですか?
- 大丈夫です。上演時間が短めで料金も手頃なため、はじめての寄席としても向いています。基本のマナーははじめての寄席ガイドをどうぞ。

