落語の演目

ずっこけずっこけ

滑稽噺女房和尚

別題: 二日酔

酔いつぶれた男を担いで帰ったら、着物だけが残っている話。

あらすじ

居酒屋で飲みすぎた男が、看板だと言われてもいっこうに帰ろうとしません。そこへ友人が通りかかり、勘定を払って表に連れ出しました。

あまりに酔っていて歩けないので、友人は仕方なく男のどてらの襟をつかんで引きずり、そのまま家まで運びます。ところが女房に引き渡そうとすると、どてらだけが残っていて、当人がいなくなっていました。

あわてて探しに引き返すと、男は往来のまん中で裸のまま寝入っていました。ようやく友人に連れられて、男は自分の家まで戻ってきました。

出迎えた女房はしみじみとこう言いました。「まあ、よくひろわれなかったねえ」

成立と背景

原話は、安永五年に江戸で出た『夕涼新話梨』に収められている「千鳥足」という小ばなしだと伝わっています。

上方では「二日酔」という題で、この続きが演じられます。連れ帰られたのが実は物乞いの坊主だったと気づかない女房がそのまま寝かしつけ、翌朝、本物の酔っぱらいが気まずそうに戻ってくる場面が続きます。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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