落語の演目

うそつき村うそつきむら

滑稽噺子ども

別題: 鉄砲勇助、うそ修業

うそ好きの男がうそつき村へ乗り込み、留守番の子供にまで言い負かされる話。

あらすじ

神田の千三つと呼ばれる嘘好きの男が、向島の須崎の先にあるうそつき村へ、鉄砲の弥八という者と嘘くらべをしに出かけました。

村中の者に嘘をつかれて弥八を探しあぐね、ようやくその子供に行き会います。父親はいないかと聞くと、富士山が倒れそうなのでつっかい棒をしに行った、母親は近江の湖へ洗濯に行ったと答えました。

もてなす物がなくて気の毒だが薪が二把あるから食べないか、竈のほうがよいかと言われ、かえって子供に脅かされて逃げ帰ります。

そこへ父親が帰ってきて、この世界がすっぽり入るような桶を見てきたと言いました。子供も負けずに、大きな竹を見た、雲の中へ隠れてまた地に着くと根が生えてさらに伸びたと返します。そんな竹があるものかと言われて、「だってそんな竹がなけりゃ、桶のたがに困るだろう」。

成立と背景

大阪では「鉄砲勇助」「うそ修業」といいます。嘘をつく噺の中では古いものといわれます。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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