落語の演目

切腹せっぷく

滑稽噺借金武士

借金の言い訳に切腹すると迫る侍が、証文を破らせて回る話。

あらすじ

金を貸していた武士が店にやって来て、店先を貸してほしいと言い出しました。わけを尋ねると、返す金の都合がつかないので申し訳のために切腹をするのだと言い、長い刀をぎらりと引き抜きます。

驚いた主人は「それしきの借金でお腹をお召しになろうとは、さすがはお武家様、お堅い御気性でいらっしゃる」と言いながら、証文をその場で破ってしまいました。

武士は「どうも面目ない」と言うので、主人は「こう話がまとまったのなら、どうぞお上がりになって、一杯召し上がってください」とすすめます。

武士はこう言い残しました。「いやいや、そうもしておられん。もう二、三軒、切腹をしにまいらなければならん」

成立と背景

音曲師として知られた橘家三好が、まだ三遊亭三好と名乗っていたころに演じていた噺です。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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