豆根問まめねどい
別題: 豆づくし
豆の種類を女に見立てて説く隠居の、最後の一言が振るう話。
あらすじ
隠居のところへ遊びに来た喜六が、女のことをどうして豆というのか尋ねました。隠居は、あそこが豆の形に似ているからだと答えます。
喜六がさらに尋ねると、隠居は豆の種類ごとに女を見立てて説き始めました。白豆は素人の娘、青豆は素人の中でもひときわ若い田舎の娘だといった具合です。
隠居はさらに、空豆は天女のような女だといった具合に、豆の種類を一つひとつ、女性の年頃や身分にたとえながら次々と説明していきました。
喜六は最後に、近所にいる売れ残りの娘は何の豆に当たるのかと尋ねます。隠居はこう答えました。「そりゃエンドウ(縁遠)豆や」
成立と背景
上方の根問物の一つで、原話は寛政九年より前に大坂で出た『軽口違ひなし』所収の「涅槃像」とされています。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
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戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

