十八檀林じゅうはちだんりん
関東十八檀林の寺の名を、順につないで聞かせる話。
あらすじ
浄土宗には関東十八檀林と呼ばれる、修行僧が順番に巡って学ぶ十八の寺がありました。噺はこの寺々の名前を、上州館林の善導寺から順につないでいきます。
善導寺を抜けると上州新田の大光院、そこを抜けると下総生実の大巌寺、続いて小金の東漸寺と、寺の名前が次々に語られていきます。
そうしてつぎつぎと寺の名を挙げていき、最後に芝の増上寺を抜けると、赤羽へ出ます。
成立と背景
「鈴振り」という演目のマクラとしてよく使われる噺です。サゲに出てくる赤羽とは、増上寺の先にある、いまの赤羽橋付近を指します。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

