落語の演目

ひげ題目ひげだいもく

滑稽噺上方落語が原話子ども

石碑の字を読めない父親が、子供の問いに苦し紛れの答えを重ねる話。

あらすじ

読み書きに疎い父親が、子供から横町の寺にある石碑の文字の読み方をたずねられます。くずし字で読めず困り果てました。

父親はとっさに、あれは「ひげ題目」という特別な書き方で、南無阿弥陀仏を崩して記したものだとごまかしました。

ところが石碑の字数は七文字あり、学校で教わった南無阿弥陀仏の六文字と数が合いません。おまけに石碑の一番下の字は経の字だと子供に突っ込まれてしまいます。

問い詰められた父親は苦し紛れにこう言い返しました。「経だから一番下につけてあるのだ」「なぜ」「いろはのしまいだって京じゃねえか」

成立と背景

この噺は東京の高座ではほとんど聞かれず、上方で生まれたものではないかと考えられています。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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